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USPTOが手数料を値上げします

2024年12月2日(最終更新日時:2024/12/02 22:41:17)

米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office、USPTO)が2025年1月19日から手数料の値上げをするようです。
特許で一番影響が大きいと思われるのが継続審査請求(Request for Continued Examination、RCE)の値上げです。特に2回目以降のRCE料金が大幅に増加し、2,860ドルになります。
OA継続中の案件がある場合には、値上げ前の手続きを検討してもいいかもしれません。
また、商標の更新も値上げになります。直近に更新期限がくる商標については2025年1月19日までの手続きをお勧めします。

https://www.uspto.gov/about-us/news-updates/patent-fee-changes-take-effect-january-19


寿司にまつわる登録意匠

2024年10月10日(最終更新日時:2024/10/10 16:28:07)

広報誌「パテント・アトーニー」の最新刊2024秋号のご紹介です。
知財miniトリビアでは、寿司にまつわる登録意匠が紹介されています。
ひょっとしたら、お店に並んでいるテイクアウトのお寿司が意匠登録されているかもしれませんね。

https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/09/patent-attorney_vol115_WEB.pdf


不正競争防止法の直近の改正について

2024年7月23日(最終更新日時:2024/07/23 14:53:16)
今年の4月1日に不正競争防止法の改正の施行がされました。
いくつか改正があるのですが、デジタル空間における模倣行為の防止が大きいと思っています。
メタバース(仮想空間)上で他人の商品形態を模倣した商品の提供行為も不正競争行為なり、差止請求権等が行使できるようになりました。

https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/kaisei_recent.html

PCT制度の年次報告書2024が公開されました

2024年6月19日(最終更新日時:2024/06/19 11:51:59)
特許の国際出願制度であるPCTに関する年次報告書2024 (PCT Yearly Review 2024)が発行されました。
概要ですが、
・世界全体のPCT出願件数は272,600件で前年比1.8%減。
・日本からのPCT出願件数は前年比2.9%減。(不景気ですね…)
・国別では、中国、米国、日本の順。

日本の出願人はPCTをよく使っているようですね。パリ優より時間的余裕があるので、国際出願制度は日本の出願人のニーズに合致する制度だと思います。

https://www.wipo.int/publications/en/series/index.jsp?id=35

審査請求料の減免制度の改正のご案内

2024年5月22日(最終更新日時:2024/05/22 17:11:31)

中小企業の皆様には、特許出願の審査請求料の減免制度を利用されていることと思いますが、この4月1日から一部件数制限が設けられました。
2024年4月1日以降に審査請求した出願における審査請求料の減免申請が対象です。

具体的には、申請人毎に、4月1日から翌年3月31日までの間の申請件数が180件までに限定されます。
一部の中小企業が大量に申請していたことが問題視されて導入された制度ですが、
一般的な中小企業の場合にはほとんど問題とならないと思います。

https://www.jpo.go.jp/system/process/tesuryo/genmen/genmen_240131.html