米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office、USPTO)が2025年1月19日から手数料の値上げをするようです。
特許で一番影響が大きいと思われるのが継続審査請求(Request for Continued Examination、RCE)の値上げです。特に2回目以降のRCE料金が大幅に増加し、2,860ドルになります。
OA継続中の案件がある場合には、値上げ前の手続きを検討してもいいかもしれません。
また、商標の更新も値上げになります。直近に更新期限がくる商標については2025年1月19日までの手続きをお勧めします。
https://www.uspto.gov/about-us/news-updates/patent-fee-changes-take-effect-january-19
広報誌「パテント・アトーニー」の最新刊2024秋号のご紹介です。
知財miniトリビアでは、寿司にまつわる登録意匠が紹介されています。
ひょっとしたら、お店に並んでいるテイクアウトのお寿司が意匠登録されているかもしれませんね。
https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/09/patent-attorney_vol115_WEB.pdf
中小企業の皆様には、特許出願の審査請求料の減免制度を利用されていることと思いますが、この4月1日から一部件数制限が設けられました。
2024年4月1日以降に審査請求した出願における審査請求料の減免申請が対象です。
具体的には、申請人毎に、4月1日から翌年3月31日までの間の申請件数が180件までに限定されます。
一部の中小企業が大量に申請していたことが問題視されて導入された制度ですが、
一般的な中小企業の場合にはほとんど問題とならないと思います。
https://www.jpo.go.jp/system/process/tesuryo/genmen/genmen_240131.html